インタビュー:「市民の疑問に答える資材制作プログラム」に参加した学生の想い①
Innovation for NEW HOPE×学生の企画「市民の疑問に答える資材制作プログラム」に参加し、柔軟な発想で個性豊かな資材を作ってくれた9名の学生に想いと感想をうかがいましたので、各資材と共にご紹介します。
今回は、文字だけで最先端治療と創薬に関するポスターを制作した慶應義塾大学のはらーいさんです。(ニックネームで表示;インタビュー実施は2024年9月)
プログラムへの参加動機を教えてください。どのような期待がありましたか?
「市民の疑問に答える資材」の制作を通じて、どうしたら専門家と市民の間に存在するギャップ(今回は特に最先端医療に関するもの)を埋めることができるか、参加者の皆さんと考えて何か制作したいと思い、参加しました。私は普段、非医療系学生の立場から医療や人々の健康について学んでおり、以前から専門家と市民の架け橋になりたいという思いがあったため、今回のプログラムの方向性に深く共感していました。
体験プログラムで最も印象に残ったのは何ですか?
特につくば研究センターの見学が印象に残っています(活動報告参照)。これまで創薬に触れる機会があまりなく、その地道さや規模に圧倒されました。薬局や病院でよく目にする薬ですが、その背景にはたくさんの方々の努力の積み重ねがあることを痛感しました。
また、資材制作を進める中で、学生メンバーが十人十色の資材を作っていることも大変印象深かったです。それぞれ異なるバックグラウンドを持つ仲間が集まっていたため、同じ体験プログラムを経験していても、それぞれ全く違った着眼点から制作を進めていました。
なぜこのような資材を制作しようと思ったのですか?
私は資材制作で、2種類のポスター(創薬について、最先端医療について)を作成しました。それらの内容を選んだ理由としては、ひとつは私がプログラムの中で最も印象に残り衝撃を受けた創薬について、同じような非医療系の大学生に伝えたかったから。もう1つの最先端医療については、非医療系の大学生に最先端医療の存在自体を知ってもらいたいと思って制作しました。
文字だけのポスターではなく、プレゼン形式や図などを用いたポスター形式にする手もありました。しかし、文字だけにすることで読みたくなる面白さを詰めることができ、ストーリーベースにすることで読み手に当事者意識を持って読んでいただけると考え、このような形式で作成しました。
資材のリンクはこちら
なお、学生が制作した資材は、以下の点をご留意いただければ、どなたでもご利用可能です。
①クレジット表記『©Innovation for NEW HOPE、2024』をお願いいたします
②資材の内容は改変せずそのままご利用ください
③非営利でのご利用をお願いいたします。
④ご利用の際は問い合わせフォームまでご一報お願いいたします。
Innovation for NEW HOPEでは、これからも市民の皆さまに向けた情報発信を行ってまいります。
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