インタビュー:「市民の疑問に答える資材制作プログラム」に参加した学生の想い⑧
Innovation for NEW HOPE×学生の企画「市民の疑問に答える資材制作プログラム」に参加し、柔軟な発想で個性豊かな資材を作ってくれた9名の学生に想いと感想をうかがいましたので、各資材と共にご紹介します。
今回は、遺伝子治療や細胞医療を遊び感覚で学べる「謎解き」を制作してくれた名城大学のかにちゃんです。(ニックネームで表示;インタビュー実施は2024年9月)
プログラムへの参加動機を教えてください。どのような期待がありましたか?
もともと、創薬や医療について興味があり、体験を通じて医療や創薬研究について深く知ることが出来るのではないかと考えたからです。
創薬研究に興味があったため、実際につくば研究センターに行き、研究施設を見ることが出来るという点に期待していました(活動報告参照)。また、遺伝子治療や細胞医療について普段生活をしている上では、なかなか詳しい情報を得にくい分野だと感じているため、この体験を通じて少しでも詳しくなれたらという気持ちもありました。
体験プログラムで最も印象に残ったのは何ですか?
遺伝子治療を実際に受けられた患者さんとの対話です(活動報告参照)。患者さんと直接話をすることは、またとない貴重な機会だったため、とても印象に残っています。治療を受けるまでのお話であったり、治療を受けた後にどのような生活を送っているのかなどを患者さんや家族の方から直接聞くことができました。そのおかげで、遺伝子治療、細胞医療を今よりももっと当たり前の治療として選択できるようにする必要性があることをあらためて感じることができた良い機会でした。
なぜこのような資材を制作しようと思ったのですか?
私が作成した資材「謎解き」は、主にイベントやwebサイト等で公開し、幅広い層の方に遺伝子治療・細胞医療そしてInnovation for NEW HOPEの活動を知ってもらうことを目的としています。このような形の資材になった理由として、Innovation for NEW HOPEでの活動を行い、その活動の内容を周りの人に話す中で医療や最先端の技術の話ということもあり、深く知ろうとしてくれる方が少ないという実体験があったからです。親しみやすく遊びの一部としても取り入れられている「謎解き」であれば、より多くの人が遺伝子治療・細胞医療について興味を持ってくださるのではないかと考えています。
資材のリンクはこちら
なお、学生が制作した資材は、以下の点をご留意いただければ、どなたでもご利用可能です。
①クレジット表記『©Innovation for NEW HOPE、2024』をお願いいたします
②資材の内容は改変せずそのままご利用ください
③非営利でのご利用をお願いいたします。
④ご利用の際は問い合わせフォームまでご一報お願いいたします。
Innovation for NEW HOPEでは、これからも市民の皆さまに向けた情報発信を行ってまいります。
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