第23回日本再生医療学会総会@新潟~発起人の活躍紹介~

第23回日本再生医療学会総会@新潟~発起人の活躍紹介~

第23回日本再生医療学会総会(会長 寺井 崇二氏)が、2024年3月21~23日に新潟県(朱鷺メッセ新潟コンベンションセンター、ホテル日航新潟)で開催されました。Innovation for NEW HOPEプロジェクトメンバーの森尾友宏氏、八代嘉美氏が座長・演者で登壇されました。この記事では、本学会に参加したInnovation for NEW HOPEプロジェクト事務局から当日の様子をご紹介します。

日本再生医療学会総会とは

日本再生医療学会が年に1回開催する学術集会。第23回のテーマは、「心-Compassion」で、「なおりたい、治したい、未来を変えたい」というメッセージのもと、3,500人に近い参加者が来場し、盛大に行われました。

第23回日本再生医療学会総会 寺井会長の挨拶で、日本再生医療学会は“再生医療の社会実装”を行うことを使命に設立されたとあり、本会においても医療者・研究者・研究を支える多様な職種の方々によって、再生医療の社会実装に向けた議論や意見交換が行われていました。森尾氏は、「再生医療ナショナルコンソーシアムの構築と未来」「再生医療原料の供給における体制整備、システム構築の現状と今後の展望」、八代氏は「再生・細胞・遺伝子における法的・倫理的・社会的な課題について」「再生医療における経済性と適切な価格とは」等のシンポジウムに座長・演者で登壇されました。シンポジウムの後は、聴講者からの質疑対応や名刺交換のための長い列ができており、お二人がいかに再生医療の領域と向き合い、貢献されているかを目の当たりにしました。

市民公開講座

「学会」と聞くと、医療者や研究者が集まる場のイメージがありますが、日本再生医療学会総会では毎回、参加費無料でどなたでも参加できる市民公開講座が設定されています。

今回の市民公開講座は、「再生医療の『臨床研究』とはどういうことか 患者・社会とともに新しい医療を創る『思い』」という演題で、八代氏が座長として登壇されました。実際に再生医療の治療を受けた患者さんも登壇され、その声を聞くと、最先端の治療法を多くの方に知って欲しい、そして1日も早く、必要としている方に継続して届けたいと強く感じました。

学会に参加したInnovation for NEW HOPEプロジェクト事務局メンバー

今後もこのような形でメンバーの皆さんの取り組みを紹介していきます。
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