実施報告

活動報告①始動!:Innovation for NEW HOPE×学生の新企画「市民の疑問に答える資材制作プログラム」

活動報告①始動!:Innovation for NEW HOPE×学生の新企画「市民の疑問に答える資材制作プログラム」

このプログラムの始まりは、2023年8月のInnovation for NEW HOPEキックオフ・イベントで、発起人が大学生の皆さんとディスカッションしたことがきっかけです。医療や薬学を専門としていない学生たちから、最先端の治療法(細胞医療・遺伝子治療)についての質問が挙がり、それに対して発起人たちが回答をしました。しかしながら、その解説の中にも専門用語が含まれてしまうことや、専門家目線での説明が学生にとって理解が難しいことを実感しました。また学生から挙げられた素朴な疑問や多様な意見は、発起人にとって新たな気づきや学びになった一方で、専門家としての興味・関心や伝えたいことと、学生が知りたいことにはギャップがあることも実感しました。

最先端の治療法についてわかりやすく情報発信していくために、そして市民が細胞医療や遺伝子治療について何を知りたいのか、何を疑問に思うのかを理解するためにも、市民であり世間の情報に敏感で、発信力もある学生の皆さんに、最先端の治療法に関わる方々と直に接する体験してもらいます。

<体験プログラム一覧>

  • 「患者・家族」:Rare Disease Day 2024見学
  • 「サイエンス・研究」:研究の最先端を学ぶ@アステラス製薬つくば研究センター
  • 「倫理・法制度・政策」:映画や教材を題材とした意見交換
  • 「臨床研究・治療」「患者・家族」:患者との対話@自治医科大学とちぎ子ども医療センター

現場に行き、目で見て、肌で感じ、実際に話を聞く体験を通じて得た理解・関心・疑問をもとに「市民の疑問に答える資材」を制作するのが今回のプログラムです。体験プログラムには、5大学から11名の学生さんにご参加いただけることになりました。

次回、オリエンテーションの様子をお伝えします。活動報告②をご覧ください。

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